11月14日(水)に探究科の1年次生が九州大学を訪問しました。このたびの訪問では、探究科の生徒に身に付けさせたい力の一つである、チームのメンバー と協働して学びを進める力(協働実践力)を身に付けさせるとともに、次世代のエネルギーの一つである水素エネルギーについて学びを深めるためです。
午前は、九州大学の紹介を受けたあと、大学内にある水素ステーションを見学しました。水素ステーションでは、燃料電池自動車を見たり、水素を製造 する装置を実際に見ながらその構造について説明を受けたりしました。
水素自動車の見学
また、午後は、完成したばかりの図書館に会場を移し、共創学部 教授 三木谷先生 による講義を受けました。講義は、「持続可能な開発目標(SDGs)」 を テーマとしたもので、4~5人程度グループに分かれて学びを進めるチーム基盤学習(TBL)によって進められました。生徒はグループのメンバーとディスカッションをしな がら、与えられたテーマについて、学びを深めることができました。チーム基盤学習による学びの手法は、探究活動において必ず必要であることから、このたびの体 験が2年次の発展探究において活かされることを期待していま す。
このたび訪問した九州大学の伊都キャンパスは、単一のキャンパスとしては日本でもトップクラスの敷地面積を有するもので、学習環境の充実ぶりには目を見張 る ものでした。また、昼食会場として利用した学食はカフェテリア形式で、多くの生徒にとっては初めての体験でした。参加した生徒は、将来こうしたキャンパスで学びを深めたい といった思いを持ちながら、帰路につきました。
詳細は、SSH・探究 News 6号 を参照してください。