科学部の部員を 対象とした「科学ツアー」を開催しました。


 5月11日(土)に科学部の生徒を対象とした「科学ツアー」を開催しました。訪問先は佐賀県で、午前に佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが(武雄 市)、午後に有明海に面した干潟交流館(鹿島市)を訪問しました。

 佐賀県立宇宙科学館は、九州で最大規模の自然科学系博物館で、5つの展示ゾーン(宇宙発見ゾー ン、地球発見ゾーン、佐賀発見ゾーン、科学のおもちゃ箱、こどもの広場)と、最新式の投影機器を備えたプラネタリウムや天文台がありました。本校部員は、 展示ゾーンの様々な機器による体験活動を行った後、プラネタリウムを視聴します。プラネタリウムでは星空の観察に加え、これまで様々な国が取り組んできた 宇宙開発の歴史を紹介する映画が紹介されるなど、大変見ごたえのあるものでした。


スペースジム(かつて宇宙飛行士の訓練用として用いられた機器)を体験


参加した科学部の生徒

 干潟交流館は、有明海の干潟に親しみ、その役割を広く広報するために設置された施設で、道の駅鹿島に隣接しています。館内には有明海の広大な 眺望を楽しめる展望デッキ、有明海特有の生物を観察できるミニ水族館などがありました。

 本校部員は、交流館の職員の皆さんから、現在の有明海の干潟が直面する環境問題や生息する生物について説明していただいたのち、交流館の前に 広がる干潟に出て、干潟の底に生息する生物の様子を観察しました。


干潟交流館で飼育されている生物を観察


干潟に出て生息する生物を観察