普通科の1年次生を対象とした「課題研究」のガイダンスを実施しました。


~普通科の生徒が総合的な探究の時間に取り組む「課題研究」~

 6月2日(水)に、普通科の1年次生を対象とした「課題研究」のガイダンスを実施しました。中国地方初となる探究科を設置した本校は、普通科の生徒 にも課題解決力を育むため、平成31年度から、総合的な探究の時間(本校では、総合的な探究の時間をNishiko Career Aproachを略した「NCA」とよんでいます。)に「課題研究」を実施し ています。

 ガイダンスでは、高等学校で初めて課題研究に取り組む1年次生であることを踏まえ、テーマ設定の方法や仮説の立て方、課題解決の方法、ポスターの作り方等を、これまで本校の生徒が作成したポスターを見ながら学びました。


「課題研究」のガイダンスに参加する普通科1年次生

 

 事前のアンケート調査により、各クラスとも5人の生徒からなる7つの研究班を編成しました。6月23日(水)のNCAの時間では、それぞれの研究 班が研究テーマを設定するとともに、発表会までに行う研究活動を研究計画書にまとめました。研究計画書には、アンケート調査の実施計画や、インターネットや文 献を活用した研究計画が記されていました。さらに、夏休み期間を利用してフィールドワークを計画した研究班や、家庭でもできる観察、実験を計画した研究 班もありました。


研究テーマを決定するため、タブレットを用いて調査する普通科1年次 生

 

 2学期までには研究成果をポスターにまとめ、9月29日(水)のNCAの時間に各クラスで発表会を開催します。この発表会では、クラスメイトによ る相互評価を実施し、上位3班が、本校主催の山口県立下関西高等学校探究学習生徒研究発表会のポスターセッションに参加する予定です。それぞれの研究班が 充実した研究活動に取り組み、発表会でよりよい成果を披露できることを期待しています。