探究 科の2年次生が、課題研究の中間報告をしました。


〜探究科1年次生も参加し、積極的に質問しました。〜


 9月26日(木)に、大学の先生方をお迎えし、本年度の発展探究中間報告会を開催しました。この報告会では、「発展探究」の授業において、課題研究に取 り組んでいる探究科の2年次生が、研究の状況を報告しました。2年次生は、14班に分かれ、それぞれの班ごとにテーマを設定し研究に取り組んでいます。報 告会では、全ての班がこれまで研究してきたことやこれから研究を進めていく方向性について5分間で説明し、生徒から質問を受けたり、大学等の先生方か ら助言をいただいたりしました。


「人はなぜ争うのか?」をテーマにして研究を進めている地理歴史班の発表の様子


「花の色素」をテーマにして研究を進めている生物班の発表の様子

 

 大学の先生方からは、「多くのグループが、研究したい内容を明確に説明することができていた。これからの進展に期待が持てる。」や「プレゼンテーションの 技術が向上して いる。研究においては内容を充実させることが重要であるが、これに加えて研究したことを分かりやすく伝えることも大切なので、より一層技術を向上させて ほしい。」などの助言をいただくことができました。


 人文社会科学科の発表について御講評いただいた、専修大学 教授 田邉 祐司 先生


 自然科学科の発表について御講評いただいた、東京大学 名誉教授 岡村 定矩 先生

 

 実施後の感想には、「多くの人の前で発表することはこれまであまり経験がなく緊張したが、リハーサルを思い出しながら落ち着いて発表するよう心が けることができた。」や「自分たち以外のグループの研究が進んでいることがよく分かった。自分たちも頑張って研究を深めていきたい。」「グループのメン バーと議論しながら研究を進めてきたが、報告会で受けた質問により、これまで気付かなかった新たな課題を発見することができた。」等がありまし た。研究の成果を披露する1月末の校内発表会まで、残された時間はそれほど多くありませんが、それぞれのグループの研究が深まることを期待しています。


発表の内容について質問し、互いの理解を深める生徒

 

 なお、このたびの報告会は、探究科の1年次生 も参観しました。2年次生に加え、1年次生も積極的に質問をしており、今まで以上に充実した報告会とする ことができました。