「自 分 の意見を発表しよう」発表会を開催しました。


〜基礎探究の授業において、1年次生が発表しました。〜


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 探究科1年次生が初めて体験する発表活動として、6月17日(水)の基礎探究の授業において「自分の意見を発表しよう」発表会を開催しました。新型 コロナ ウ イル スによる感染症の拡大を防ぐために、臨時休業が続いていましたが、5月25日(月)には学校が再開され、1年次生一人ひとりが、この発表会に向けて準備を進めてきま した。

 このたびの発表会では、これまでに体験したことがなかった臨時休業中において、感じたことや考えたことをまとめ、発表することとしました。生徒 が選択したテーマを見ると、新型コロナウイルス感染症の対策についてまとめたものや、コロナ禍において「高齢者」や「大学生」「妊婦」「幼児」にどのよう な影響が生じている のか報告するものがありました。また、車社会について考察したり、洗濯を行う際の工夫を紹介したりするなど、生活に密着した発表をした生徒もいました。さ らに、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の利用によって生じるトラブルや9月入学など、高校生にとって身近 な話題も取り上げていました。発表会では、発表時間を一人当たり2分30秒としました。1年次生は、この発表時間を聞いて長いと感じていたよう でした が、実際に発表してみるとすぐに時間が過ぎてしまい、短い時間の中で自分の意見を分かりやすく伝えることの難しさに気付いたようでした。

 発表会の後に行った生徒対象のア ンケート調査には、「発表では、相手の顔を見ながら話さないと、内容が伝わらないことが分かった。」や「話す分量が多すぎて、早口になってしまったので、 理解してもらえなかったかもしれない。」「差し棒を使って、作った資料を指し示すなど、資料を生かしたプレゼンテーションができなかった。」など、次の発 表 会に 向けた課題が書かれていました。また、「ジェスチャーを交えながら発表すると、伝わりやすいことが分かった。」「文字の書体や構成を工夫すると、資料を理 解し やすくなることが分かった。」など、クラスメートの発表から、課題解決の糸口をつかむこともできたようでした。探究科では、こうした発表活動を通じて、 「成 果を表現する 力」を育むこととしています。1年次生のこれからの成長を、期待しています。


「ロックダウンにしなかった理由」について発表した生徒

 


「シャツの皮脂汚れを徹底的に落とすには?」について発表した生徒

 


「新型コロナウイルスと観光地」について発表した生徒

 


「新型コロナとの共存」について発表した生徒

 


「1ヶ月休業した場合の損失」について発表した生徒

 


 「新型コロナウイルスをアルコールで防ぐメカニズム」について発表 した生徒

 


 「コロナウイルス感染予防対策を迅速に対応すべきであったか否か」 について発表した生徒

 


「賛否渦巻く!?9月入学」について発表した生徒 

 


「車利用の変化」について発表した生徒