「西高海峡ディスカバリー」を開催しました。


〜探究科1年次生を対象としたガイダンスと探究活動を実施〜

 

 4月14日(水)に、入学して間もない探究科1年次生を対象とした西高海峡ディスカバリーを、本校の旭陵館及び唐戸地区で開催しました。西高海峡 ディスカバリーは、これから始まる探究活動に向け、3年間で取り組む様々な活動の紹介を行うとともに、唐戸地区に赴き、課題を発見し、その課題の解決方法 を考える取組です。

西高海峡ディスカバリーについて説明を聞く生徒

 

 当日は、ガイダンスに加え、下関市教育委員会教育部文化財保護課の 藤本 有紀 先生を講師としてお迎えし、唐戸地区にある様々な建物の紹介や唐 戸地区の文化財を題材にした探究活動の方法について紹介していただきました。藤本先生は、下関市の文化財を日本遺産に登録するお仕事にも携わられており、 下関市の歴史を踏まえながら、それぞれの文化財の特徴を説明してくださいました。


「探究的視点で見る関門海峡と下関」について講演される藤本先生

 

 昼食をとった後、バスで唐戸地区に移動し、午前の講義で紹介された文化財を、10グループに分かれて実際に見学しました。見学では、下関観光ガイ ドの会の皆さんによる説明もあり、普段何気なく見ていたそれぞれの文化財の歴史を、より一層理解するとともに、明治から昭和にかけて下関が発展してきた様 子を知る機会となりました。


赤間神宮を見学する生徒

 

 唐戸地区の文化財の見学を終えた後、下関市立水族館「海響館」に会場を移し、様々な魚類の観察をしました。日常生活では見ることのない様々な水生生物やペンギン、イルカなどの生物をじっくり観察することにより、その特徴に気付くことができました。


水生生物を観察する生徒

 


アクアシアターでイルカのパフォーマンスを観察する生徒

 

 5月12日(水)には、このたびの研修成果を発表する西高海峡ディスカバリー発表会を各クラスで開催します。探究科の1年次生にとっては初めての発表会ですが、研修の成果を分かりやすく伝えることができるよう、しっかり準備することを願っています。