記事一覧

リレー探究(普通科2年次)

 11月から、普通科2年次生は、総合的な探究の時間で課題研究に取り組みます。その一環として、「北海道の歴史と現在(いま)」をテーマに、リレー探究を行いました。
 リレー探究は、複数の教科・科目が、共通のテーマで異なる切り口による授業を展開するものです。多様な視点から課題を発見・設定する力を育成することを目的としています。
 また、普通科2年次生は12月に校外研修で北海道に行く予定です。その事前学習も兼ねて北海道に関するテーマを設定しました。
 第一走の日本史では、開拓史を一つの例とした、山口県からの移民の歴史について学び、その背景等について考えました。第二走の化学では、20世紀初頭から北海道において盛んである麦酒産業に、化学の知見がどのように生かされているかを学びました。第三走の家庭科では、北海道の住居の特徴について学ぶことを通して、移住した人たちが作り上げてきた北海道の暮らしについて考えました。第四走の英語では、札幌農学校におけるクラーク博士のスピーチから、博士が学生たちに伝えようとした思いを読み取りました。
 熱心にメモをとり、考えを深める様子が見られました。今回の学びをもとに、これから研究班ごとにしっかりと話し合い、研究テーマを決定してもらいたいと思います。
ファイル 274-1.jpg
ファイル 274-2.jpg